(つづき)

あくるあさ、アナンシは小川にそった道にやってきました。
〜中略〜道ばたにさつまいもの山を五つ作って誰かがやってくるの待ちました。
そこへ
ヒルの奥さんがやってきました。
「おはよう、アヒルのおくさん。ご機嫌いかがですか?」とアナンシが声をかけました。
「ありがとうアナンシさん。おかげさまで。あなたはごきげんいかが?」
「ええ、それがね〜」とアナンシはさも悲しそうな顔をして見せました。
「ごらんのとおり、さつまいもを作ったんですがね〜ところが頭が悪いもんですから
いく山とれたかわからないんですよ〜
すみません、数えてみてくれませんか?」
「いいですとも」アヒルの奥さんは、さつまいもの山を数え始めました。
「一、二、三、四、五。」
ヒルの奥さんは五と言ったとたん、魔女ののろいにかかって
ばったりたおれて死んでしまいました。
悪いアナンシはアヒルの奥さんを丸ごとペロリと食べてしまいました。
〜中略〜(次に来たうさぎの奥さんも同様にぺろり)
そしてアナンシはふくれたお腹をさすりながら
まだ誰かが来るのを待っていると
かわいいピンクの足で歩きながらハトの奥さんがやってきました。



さあ、ハトの奥さんはどうなるのでしょうか?
また続きは明日!!