かんかんおこりむし!

そもそも
保育補助という仕事は、、
かなり、、
良いとこ取りだと思う。

弥生三月、、
担任の先生方は何処の園でも、きっと、
かなり忙しいであろうイヤな月である。

つまり
私の仕事は大きく責任がのしかかることがないので
保育を単純に楽しめる。というのか、
保育ではなく、、ただ
子どもとの時間を楽しむことが出来る。
良いとこ取りなのだ。


毎朝
担任の先生方の負担が少しでも軽くなる考えで
出勤時間は8時15分。
そこから 調乳の時間9時までは子ども達と関われる時間になる。

8時15分につくと 二人の先生と数人の子ども。
おもちゃは日替わりで置いてある。
おままごとの日、ミニカーの日、木の列車の日、レゴブロックの日
徐々に子ども達が登園してくる。

担任の先生は登園してくる子どもとお母さんに対応するので
その間、、私は登園している子ども達と関わる。
おままごとごっこをしたり、
レゴで家を造ったり、、
ほんと、遊んでいるようでいて、
私が遊んでもらっている。。

ある日のこと
女の子二人の会話
「き〜〜あやまりなさい!」
「き〜〜〜だめでしょ!」と
まるでお母さんか若しくは先生のような口ぶりで
やり合っているではないか!

実は
我が家でも同じようなことがある、、、
小2の娘が小5の次男に朝から
「キョウ〜もう、学校に行く時間よ!」と
母親気取りで本当に偉そうにのたまうのだ。
私は、、叱りながらも(私とそっくりだ!)と
普段の言動を振り返るのだが、、


保育園の2歳児さんもまた、
同じように朝からキーキーやっていた。

その時、、思い出した!


「めのまどあけろ!」http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=165という絵本の一冊を!!

やり合っている
2歳児さんに
「いま、○○ちゃんのおなかに おこりむしがいるよ〜
先生が今からそのおこりむしを追い出してあげるね〜」

お腹に向かって
「かんかんおこりむし!おなかのなかからでておいで!」と
二人のお腹に向かってこうつぶやいた。。
すると、、





二人が、にこにこ笑いだすではないか!
私は「いや〜おこりむしが出て行ったらにこにこやね〜」と
話した。すると、、二人は思いっきりの笑顔で、、














「うん!」だって〜

いや〜
素直でかわいい限り〜♪で、、
我が子には
こんな、ゆとりな言葉がけは出来ないのですな〜
って、
明日、早速やってみるか!