ずっとずっと、大昔のことです。
ジャマイカ島にアナンシがいました。
アナンシというのは
時々人間になったり、時々大きなクモになったりするのですが
とにかく、わるいやつでした。
アナンシの近くに五という名前の魔女が住んでいました。
五は自分の名前が大嫌いで、もっと良い名前で呼ばれたいと思っていました〜
 ある朝アナンシが魔女の家の塀の穴から、中をのぞいていました。
魔女が大鍋で魔法の草を煮ているところでした。
鍋から煙が立ち始めると、ー中略ー恐ろしい呪文を唱え始めました。
「五と言う言葉を言ったものは、その場で死んでしまえ〜
 その場で息が絶えてしまえ〜」
これを聞いていたアナンシはにやっと笑いました。
「良いことを聞いたぞ〜これをうまく使えばごちそうにありつけるぞ」


  
悪い大グモのアナンシはどのようにしてごちそうにありつけたでしょうか・・・
この話の続きは又あしたね〜(って、聞きたい?)
先を知りたい方は
「子どもに聞かせる世界の民話」(実業の日本社)にのってま〜す。
この話は低学年にもするのですが、
小さい物が悪者(クモのアナンシ)をこらしめる話しで・・
語っていて子の反応がとびっきりな一話です。(ちあちゃん、ネタをおおきに〜シューした?)