エパミナンダス
おはなしのろうそく愛蔵版1より(東京子ども図書館)
あるところにエパミナンダスという名前の男の子がいました。
エパミナンダスは毎日おばさんの家から何かもらいました。
ある日エパミナンダスはケーキをもらいました。
そのケーキを指でぎゅう〜とにぎりしめてうちに帰りました。
うちに帰った時にはケーキはどこえやら・・
指の間に少しくずがくっついているだけでした。
それを見たお母さんが
「エパミナンダスおまえ指に何をくっつけてるんだね?」
「ケーキだよ、おっかちゃん!」
「ケーキだって!エパミナンダスやおまえは頭がないね〜
ケーキをもらったらね、きれいな葉っぱに包んでそれを帽子の中に入れて
その帽子を頭の上にのっけて、そ〜と歩いて帰ってくるもんだ〜
わかったかい?エパミナンダス!」
「うん、わかったよおっかちゃん!」
次の日、エパミナンダスはおばさんからバターを1ポンドもらいました
そこでそのバターをきれいな葉っぱに包み帽子の中に入れ、
その帽子を頭にのっけてそおっと家に帰りました。その日はとても暑い日でした〜
バターはとけてとけて・・・エパミナンダスはバターだらけになりました〜
それを見たお母さんが〜
「あんれまあ!エパミナンダス!〜」・・・・
「バターをもらったら、バターを葉っぱに包んで小川に持って行き
水ン中につけて冷やし、つけて冷やし、つけて冷やしてから手に載せて
持って帰るんだよ〜」「うん、わかったよおっかちゃん!」
そして、つぎの日は子犬をもらいました〜
子犬は・・・・
と、どんどん展開していくお話〜今日三年で語りました〜
小学生がお腹をかかえて笑うお話しです〜
うちにもエパがいまして・・・・
「ほんまにな〜おはしぐらい毎日持って帰ってや〜」というと
「わかったよ!おっかちゃん!」と答えるの!
で、いつになったら分かるわけ?!>キョウ〜!きたないんやで!!