エパミナンダス

kurottkasu2005-10-07


おはなしのろうそく愛蔵版1より(東京子ども図書館)


あるところにエパミナンダスという名前の男の子がいました。
エパミナンダスは毎日おばさんの家から何かもらいました。

ある日エパミナンダスはケーキをもらいました。
そのケーキを指でぎゅう〜とにぎりしめてうちに帰りました。
うちに帰った時にはケーキはどこえやら・・
指の間に少しくずがくっついているだけでした。

それを見たお母さんが
「エパミナンダスおまえ指に何をくっつけてるんだね?」
「ケーキだよ、おっかちゃん!」
「ケーキだって!エパミナンダスやおまえは頭がないね〜
ケーキをもらったらね、きれいな葉っぱに包んでそれを帽子の中に入れて
その帽子を頭の上にのっけて、そ〜と歩いて帰ってくるもんだ〜
わかったかい?エパミナンダス!」
「うん、わかったよおっかちゃん!」

次の日、エパミナンダスはおばさんからバターを1ポンドもらいました
そこでそのバターをきれいな葉っぱに包み帽子の中に入れ、
その帽子を頭にのっけてそおっと家に帰りました。その日はとても暑い日でした〜
バターはとけてとけて・・・エパミナンダスはバターだらけになりました〜
それを見たお母さんが〜
「あんれまあ!エパミナンダス!〜」・・・・
「バターをもらったら、バターを葉っぱに包んで小川に持って行き
水ン中につけて冷やし、つけて冷やし、つけて冷やしてから手に載せて
持って帰るんだよ〜」「うん、わかったよおっかちゃん!」
そして、つぎの日は子犬をもらいました〜
子犬は・・・・



と、どんどん展開していくお話〜今日三年で語りました〜
小学生がお腹をかかえて笑うお話しです〜



うちにもエパがいまして・・・・
「ほんまにな〜おはしぐらい毎日持って帰ってや〜」というと
「わかったよ!おっかちゃん!」と答えるの!


で、いつになったら分かるわけ?!>キョウ〜!きたないんやで!!