昔話は季節感のある話と一年中語れるおはなしがあって
この時期にしか語れないおはなしがあります。

セツ・ブーン
頭に柿の木より      語り手たちの会


むかしむかしおじいさんの腹が痛くて痛くてしょうがない
そこで和尚様に相談したところ
「それは腹の中に虫がいるからだそうだらば、かえる飲めば治る」と教えてもらう
そこで、おじいさんが蛙を飲んだらその蛙がじいさんの腹の虫を食べてくれて
じいさんのはらいたが治ったのだが・・
今度は腹の中の蛙がじいさんの腹の中でぺたらぺたら歩き回って気持ちが悪い!
そこで、また和尚さんとこにいって
「蛙飲んではらいたいの治ったが今度ははらん中で蛙がぺたらぺたらと動き回って気持ちが悪い」と相談
そこで、和尚さん
「そんだらば、蛇を飲めばええ」と教えてくれる




もう、この辺りで子ども達は
「えええ〜〜〜〜〜!!」と大騒ぎ〜


そのあと、和尚さんからの助言で
きじを飲み、狩人をのみ・・・
とうとうを飲む!!

で、爺さん和尚様に
「和尚様和尚様、蛙飲んで腹痛いのが治り
蛇飲んで、蛙のペタらペタら治り、
きじ飲んで、蛇のぬら〜りぬら〜りが治り
狩人飲んで、きじのケンケンばたばたが治り
鬼飲んで狩人の鉄砲のごつんごつんが治ったが
今度は鬼の角が腹んなかでぎりぎりと痛くて痛くてたまらん〜
どうしたらええかいの〜」と相談にくる


さてさて、みなさんこの後和尚さんはどんな風に助言したでしょうか!?


ヒント:今日は節分ですから〜←簡単かもね!!