専門店

kurottkasu2006-11-07


こちらへ越してきて、小さなお店が目につく。
香川にいる頃には
いわゆる郊外型大型スーパーに自家用車で乗り付けて
買い物が存分にできた。

こちらにも もちろん大型スーパーはあるのだが、
とにかく自動車での移動がめんどくさい。。
なので自転車や歩きになる。
すると、
めちゃ、小さな庶民的なスーパーが結構あるのだ
もちろん駐車場を完備していないお店。

魚がメインだったり お肉がメインだったり
野菜がメインだったり、
あちこちの小さなスーパーの特売には 自転車が溢れている。

さて、本である。
この頃の本屋さんには 子どもの本のコーナーも昔より幅をきかせて
おこちゃま用の椅子もあって なかなか凝っている店も少なくない。
でも、
これは大型スーパーに似ているところがある。
やはり売れそうな、味のこ〜い児童書も多い。
話題になった本も良いのだが
目立たないけれど子ども達にとってぴったりの本を見分けるのには
ちと、 知識がいる。
スナック菓子や炭酸ジュースのようにパンチはないけれど
子どもの心に寄り添えるだろ〜素敵な本っていうのがある。

長年、子どもと本に携わってこられたからこそ分かる、
児童書の専門店が自転車で30分の所にあった。
店主さんは30年も子どもの本に携わってこられた方。
一歩足を踏み入れると 私の知っている
子ども達に届けてきた素敵な本ばかりがた〜んとあった。

「良い本ばっかりですね〜」というと
「良い本ばっかりでしょう〜」と返ってきた。

聞くと店主さんもストーリーテラーだった。
(やっぱりね〜)
神戸市にある、まさきるりこさん(大月るりこさん)の鴨の子文庫のことも
詳しく教えてくださった。

さて、この店にどのくらいいただろうか。
時間があっという間にすぎた

カナには「なぞなぞのすきな女の子」
キョウには「やかまし村の子どもたち」を選んで購入。
この2冊、大当たりだった。。

カナ「これ〜おもしろ〜い、」と言って 2回も続け読み、
長くつ下のピッピを書いた作者(リンドグレーン)の
「やかまし村の〜」を読んだキョウも
はまったようで、いつものように呼んでも振り向かない。。



大型スーパーはとにかく便利だけど
専門店って味があるわ〜